部下に対して「なんでできないんだ」と言っていませんか?
今日のテーマ
今日は
「勉強を教える時の心構え」
について話します。
先日、
小学校低学年の息子に
勉強を教えたんですよね。
その時に気づいたことを元に
お話ししてみます。
息子は算数で、
大きな数が得意ではない
様子でした。
100とか1000とか、
ゼロの数が多いと、
頭が混乱していたようです。
テストの点数も
あまり良くなくて、
妻から
「教えてあげてくれないか」
という話がありました。
そこでの息子との
やり取りの話です。
一言で言うとこちらです↓
相手の可能性を信じよう
ポイントは三つあります。
- 目に涙をためる娘
- 信じること
- 他のプリントも持ってくる息子
目に涙をためる娘
これは数年前の話です。
娘は今、小学校高学年です。
その娘が、
まだ低学年だった頃の話です。
その日私は、
娘に勉強を教えていました。
教える中で、
私が教えたことを、
娘があまり理解できなかった
タイミングがあったんですよね。
その時にね、私、イラッと
してしまったのです。
そしてそれが
態度に出てしまったのです。
それを感じた娘は、
目に涙をためながら、
ノートに向かっていました。
それは未だに
後悔というか反省というか、
私の心に残っています。
「何で分からないんだよ」
という態度を
してしまったんですよね。
それ以来反省をして、
もう、そういう態度は
しないようにしよう。
と決めていました。
信じること
先日、息子に大きな数を
教えた時の話です。
最初、息子は、
全然理解して
いなかったんですよね。
そうではあったのですが、
いまの私は、
結局いま分かっていない
状態というのは、
分かるようになるための
途中の段階なので、
大丈夫でしょ。
分かるようになるよ。
と、信じることが
できていたのです。
だから、
私からの問いに対して、
トンチンカンな答えが
返ってきたとしても、
何とも思いません。
「今はそういう理解をしているのか」
「であれば、教科書のここをやってみよう」
そう考えるだけでした。
昔はなぜあんなに
イライラしたのか、
今となっては分かりません。
ここにイライラする要素は、
どこにもありません。
分かるようになるための
途中の段階です。
どうせできるようになるし、
どうせ分かるし、
そんな感じで息子を
見ていました。
他のプリントも持ってくる息子
そうやって息子と
話をしていました。
そこで、理解できたことが
面白かったんでしょうね。
一緒にやっていた
プリントだけでなく、
他のプリントも自分で取りに行って、
「ここもよく分からない」
と持って来たのです。
「分からない」が
「分かった!」になる
楽しさを感じたのでは
ないでしょうか。
やはり子供が主役です。
親の都合は関係ありません。
子供が理解できるには、
自分に何ができるか。です。
今日の話は、
教え方のテクニックは
述べていません。
親のスタンスとして、
できると信じること。
今は
できるようになる途中で、
どうせできるようになるから。
そういう感覚でいると、
本当にできるように
なっていきます。
勉強以外でも
例えば息子のサッカーの場合。
リフティングだったり
ドリブルだったり
シュートだったりを、
自分で勝手に練習して
いるわけです。
で、その途中では、
数々の失敗を
してきているはずです。
100回連続で
リフティングすることを
目指していて、
10回目で
ボールを落とすことなんて、
しょっちゅうあるはずです。
でもそれが、
出来てないかと言ったら
そうではないですよね。
100回できるための
途中の段階というだけの話です。
これがリフティングであれば、
「なんでできないなんだ!」
なんて言いませんよね。
でもなぜか勉強については、
私がかつて娘にしたように、
「なんで分からないんだ!」と
態度に出してしまうんですよね。
これは大いに反省です。
では仕事ではどうでしょうか?
これからできるように
なろうとしている部下に対して、
「なんでできないんだ!」
と、言っていませんか?
相手を信じ切ることが
できていますか?
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