“自分にしかできない作業”って大事ですか?
こんばんは!
みやしんです。
このチャンネルは
「タテジワからヨコジワへ!」
をテーマに
中間管理職が元気になれる
情報を発信する番組です。
本日もよろしく
お願いいたします。
タテジワとは何かというと、
眉間に寄った深い縦皺の
イメージですね。
厳しい顔の象徴として
考えています。
ヨコジワとはその逆で、
目尻に寄った笑い皺のような
笑顔の象徴です。
私自身がかつては、
深い深い眉間のタテジワが
入っておりました。
それが今は、
ヨコジワになってきています。
私自身が、
どうやって変わって来たのか
を踏まえ、
中間管理職の皆さんが
険しい顔から笑顔になれるような、
そんな情報発信を
していきたいと思っております。
今日のテーマ
今日は、仕事の場面などで、
”自分にしかできないこと”って
そんなに大事かな?
という話をしたいと思います。
一言で言うとこちらです↓
「早く行きたければ1人で進め、
遠くまで行きたければみんなで進め」
アフリカの諺です。
ポイントは三つです。
- 壁にかけた時計
- 1人でパソコンに向かう私
- 3人でパソコンを取り囲む午後
壁にかけた時計
この話は、高校か大学か、
いずれにせよ若い時に
聞いた話です。
まだ、
時計を読める人と
読めない人が
いた時代の話です。
時告氏
時計が読める人がいました。
仮に時告氏とします。
時告氏は
手元に懐中時計を
持っています。
そこに、
時計が読めない人が、
「時告さん、今何時ですか?」
と聞きに来ます。
時告氏はそのたびに、
おもむろに
懐中時計を取り出し
「今は何時である」
と告げるのです。
時を告げることが、
時告氏の特権だったのです。
時任氏
一方で、時任氏も
時計が読めます。
時任氏は何をしたか。
時計が読めない人たちに対して、
時計の見方を
教えてあげたのです。
そして、懐にあった時計を、
みんなの見える場所に
掲げてあげたのです。
そうしたら、みんなが、
自分でその時計を見に行き、
自分で時刻を判断できる
ようになったのです。
魚の釣り方
時告氏と時任氏。
どちらがより
周りが成長できるか。
そう、後者ですよね。
これは、
別の言葉で言えば、
「魚を与えるのではなく
魚の釣り方を教える」
という話でもあります。
時間そのものを教える
のではなく、
時間の見方を教える。
そこに違いがあります。
1人でパソコンに向かう私
私は以前、
1人で作業をすることが
好きでした。
決算の作業などで、
私にしかできない作業も
結構ありました。
そうすると、
どんなに忙しくても
私がやらなければ
いけません。
また、
私の作業が終わらないと
後の工程の人の作業も
終わりません。
結局、
全体が終わらない。
ということがよくありました。
そうなると、
私は忙しいのに
誰かは待機している。
というロスが生じます。
また、
私に何かがあったら、
誰もその仕事ができない。
というリスクもあります。
それを分かっていながら、
それでもそんな仕事の仕方を
していた時代がありました。
その時は、
”俺にしかできない作業だ”
みたいな変な誇りがあり、
なんとなく優越感のような
気持ちもあったのかも
しれません。
そこに自分の存在意義を
求めていたのかもしれません。
とんだ勘違いでした。
3人でパソコンを取り囲む午後
それが今は、
ほとんどの仕事を
部下に伝えています。
それを部下たちが、
自分たちで議論をしながら、
教え合っています。
つい昨日も、
私のデスクの先にある
打ち合わせコーナーで
3人の社員が、
ノートPCを取り囲み、
議論をしていました。
そうやって、
私1人じゃなくて、
みんなが
それをできるように
なっていく。
そしてお互いが教え合って、
自分たちで成長していく。
だんだんチームが
そんな状態に
なってきています。
そうしたら、
社員が成長していきますし、
同じ仕事ができる人が
複数人いる状態に
なってきます。
それによって
会社のリスク管理面も
改善されます。
主担当の手が回らない時は、
他の担当者が
カバーすることもできます。
だから、
チームの機能性や、
チームとしてできることも
上がっていきます。
遠くまで行きたければ
今日のテーマに戻ります。
「早く行きたければ1人で進め、
遠くまで行きたければみんなで進め」
その通りですよね。
手渡された相手が、
それができるレベルに
なるまでには、
ある程度の時間がかかります。
その途中では、
失敗をすることもあれば、
試行錯誤をすることもあります。
手渡した側は、
そのフォローをしたり、
責任をとったりする
場面も出てきます。
それでも、
1人でやるよりも、
みんなで
できるようにしていくことで、
組織としての力は上がります。
遠くまで行けます。
したがって、これからも、
単独でできる人たちが
集まったチームではなく、
みんなでできることを
増やしていくチームに
していきたい。
と思った次第です。
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