テーマ
今日はいつもと違って、
私が最近
ハマっているものについて
話をしてみます。
私、普段はテレビを
ほとんど見ません。
しかし今、
1つだけ見ている
ドラマがあります。
それが、
Tokyo MER ~走る緊急救命室~
という番組です。
最近は、
連続ドラマを
ほとんど見ていなかった私が、
なぜかこのドラマだけは
見ています。
私なりに、
その「なぜか」を
考えてみたいと思います。
よって
今日のテーマはこちらです。
「Tokyo MERに見るエンタメの面白さとは?」
結論を一言で言うとこちらです↓
テッパンの型を持つ
型があることが面白さの
一つの要素だと考えられます。
ポイントは三つあります。
- 「もう大丈夫ですよ」
- 敵の存在
- 東京都知事
「もう大丈夫ですよ」
これは主人公のセリフです。
鈴木亮平さん演じる
喜多見先生という医師が
このドラマの主人公です。
喜多見先生は、
Tokyo MERという
移動する緊急救命室の
チーフを務めています。
通常の緊急救命室は、
病院内に設置されていて、
搬送されて来た
救急患者さんに対して
救命措置を施します。
それに対してTokyo MERは、
自らが現場に駆けつけ、
現場で救命措置を行う点で
異なります。
現場での喜多見チーフは、
判断が的確で、
かつめちゃくちゃ早くて、
医師としての腕も
めちゃくちゃ良いという、
スーパーな人間です。
対患者さん
そんな喜多見チーフが
現場に到着し、
患者さんにかける言葉が
「Tokyo MERの喜多見です。
もう大丈夫ですよ」
というものです。
この言葉を、
ものすごく落ち着いた、
優しい声で言ってくれるのです。
この声を聞くだけで、
本当に大丈夫だと思える、
安心できる声がけなのです。
どんなに
危機的な状況であっても、
まったく慌てた素振りは見せず、
患者さんには
落ち着いた声がけをし続ける
素晴らしい医師です。
対国家権力
一方で、
人命救助を阻むものに対しては、
毅然とした態度で接します。
例えば、
拳銃を持った犯人が、
立てこもった事件が
起きた時のことです。
現場で、
いかに人質の命を救うかを
考えている最中、
警察の上層部は会議室で、
警察のメンツや責任範囲の話を
しています。
それに対し喜多見チーフが
言うのです。
「メンツなんて
どうだっていいじゃないですか」
と。
「目の前の命を救うことが
最優先でしょ」
と。
待っているだけじゃ
救えない命がある。
という信念で作られた
Tokyo MER。
そしてその象徴である
喜多見チーフ。
命を救うことを
邪魔する相手は、
誰であっても何であっても
果敢に立ち向かいます。
対仲間
Tokyo MERのメンバーは、
喜多見チーフも入れて
全部で7人です。
仲間に対しては
めちゃくちゃ優しくて、
かつその仲間を
信頼しています。
なので
出動の現場においても、
「ここはあなたに任せます」
という感じで、
任せるべきところは
任せるという役割分担が
できています。
喜多見チーフは、
人間の器の大きさと実力の
両方が備わっていて、
こんな人になりたい。とか、
こんな上司が欲しい。という
憧れを抱くような主人公です。
敵の存在
Tokyo MERとして
立ち向かうべきものは
大きく二つあります。
一つは現場です。
事件や事故の現場で、
助けを求めている人がいる
というシチュエーション
そのものです。
この状況を、
力を合わせてクリアする物語が
このドラマの根幹です。
もう一つの敵は、
このTokyo MERという存在を、
潰そうとしている人たちです。
その一人が厚生労働大臣です。
その厚生労働省から、
医師でもある官僚が、
Tokyo MERに
送り込まれています。
つまり、
内部にスパイを抱えながら
救命活動を行っている
チームになります。
そのスパイに入っている
音羽先生という方が、
今、
心が揺れ動いています。
医師としての自分と、
官僚としての自分。
その狭間で揺れ動いている
最中です。
対立する組織の存在と、
その間で揺れる心。
よくあるシチュエーションでは
ありますが、
物語を面白くしている
要素となっています。
東京都知事
Tokyo MERを作ったのは、
東京都知事という設定です。
石田ゆり子さん演じる
赤塚知事の肝入りで
作られました。
Tokyo MERが出動すると、
赤塚知事も、
危機管理対策室に詰めます。
で、救命活動が全て終了すると、
報告が行われます。
例えば、
「軽症者23人、重症者3人、
死者0です」
という感じです。
死者がゼロだと確認できた瞬間、
危機管理対策室が拍手で包まれます。
そんな中、赤塚知事が、
危機管理対策室室長の肩に手を置き、
労って、部屋を出ていくという
パターンです。
必ずこうやって
ハッピーエンドで終わってくれる。
という安心感があります。
安心感
どこかのサイトで
現代版水戸黄門という
記事を見ました。
たしかに
水戸黄門に通ずる安心感です。
スーパーな主人公がいて、
乗り越えるべき
シチュエーションが発生して、
そこで人の命を救うために
奮闘し、成長していく。
一方で
それを潰そうとする組織もあって、
静かな戦いが繰り広げられている。
最後は死者ゼロと報告があり、
それを合図として、
都知事が室長の肩に手を置いて
労って終わる。
そんなテッパンの型です。
安心して
ハラハラドキドキできて、
登場人物たちの魅力を
堪能できる。
そんな物語です。
ご興味ある方は
ぜひご覧ください。
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