「部下が育たない!」が「おっ!すごいね」に変わる方法

「部下が育たない!」が「おっ!すごいね」に変わる方法

社長へ

今日は社長に向けた話をします。

先日の経営会議の席上で、
社長がめちゃくちゃ怒った
出来事がありました。

「営業マンが、
 全然育っていない」

「なぜそんな動きを
 しているのか」

「結局、俺がやった方が
 早いじゃないか!」

と言って、
怒り狂っていたのです。

たしかに、
社長になるくらいなので、
能力も高いですし、
経験も豊富です。

だから、
「俺がやった方が早い」
というのは、
間違ってはいません。

でも社長自身が
一番分かっておられる通り、
社長一人ですべてをやることは、
現実的ではありません。

むしろ、
社員を育成することこそが、
会社を成長させる
原動力です。

これは当たり前すぎて、
今さら私が言うほどの
ことではありませんね。

しかし、
頭では分かっていても、
なかなか行動に結びつかないのが
人間です。

今日のテーマは、
どうやったら人が育つのか。
です。

人材育成のコツ

人材育成にあたって、
大事なポイントがあるのですが、
お伝えしてもよろしいですか?

それは、
「失敗をさせる」
ということです。

さらに、
その中でも重要なことがあります。

それは、
「社員を社長にする」
ということなのです。

どういうことかというと、
社員に「じぶん株式会社」
言い換えると「オレカンパニー」の
社長になってもらう。
ということです。

当社の社長もそうですし、
世の中のすべての社長は、
数々の失敗を経験してきている
はずです。

その失敗の中から、
学び、成長し、
いろいろなものを手にして、
今があるはずです。

であれば、社員にも、
同じような環境を作ってあげることが、
大事なのではないかと、
社長の怒鳴り声を聞きながら
考えていました。

社員が、
オレカンパニーの社長になり、
社長マインドを身に付けると、
どんな変化が起きるのでしょうか。

自分で考える

社長マインドになることで、
今まで言われた通りにしか
動けなかった社員が、
自分で考えて動けるように
なります。

社員との間で、
いくつかの会話を交わしただけで、
「こうやっていきましょう!」
と、自分の頭で考えて
動けるようになっていきます。

私もそうでしたが、
サラリーマンというのは
「言われたことをやる」
というマインドが
強くなりがちです。

それが、
自分のビジネスのオーナーとして、
自分で考えて動けるという状態に
なっていくのです。

そのための鍵は三つあります。

  1. ロバート・キヨサキ
  2. 簿記3級
  3. 複数の収入源

1.ロバート・キヨサキ

「金持ち父さん貧乏父さん」
という本をご存知ですか?

その著者が
ロバート・キヨサキ氏です。

彼の著書の中で、
収入が4種類に分けられています。

一つ目が、従業員として働くこと
二つ目が、自営業として働くこと
三つ目が、ビジネスオーナーになること
そして四つ目が、投資家になることです。

詳しくは、本をお読みになるか、
「キャッシュフロークワドラント」で
検索をすると、
たくさんの図や解説がでてきます。

サラリーマンはもちろん、
一つ目の「従業員」です。

そして、圧倒的に、
この従業員のエリアから、
外へ出て行きません。

今、世の中は
副業OKの時代に
なりつつあります。

私が所属している会社のように、
まだまだ副業禁止の会社もありますが、
遅かれ早かれ
副業は認められるようになります。

ただ、現在副業禁止であっても、
就業規則を読むと、
結局は他の会社の従業員に
なってはいけません。
と言っていることが多くないですか?

つまり、
一つ目のエリアである、
従業員として、
複数の会社で雇われてはいけない。
と言っていることが多いはずです。

逆に言うと、
自営業や、ビジネスオーナーや、
投資家であることを
禁止はしていないはずです。

だから、
副業と言っても、
選択肢は複数ある。ということを
頭に入れておきたいですね。

その中の一つが
オレカンパニーです。

2.簿記3級

自分の会社を作った時に、
最低限の知識として必要なのが、
簿記3級だと思います。

世の中の経営者のほとんどが、
簿記3級レベルの内容は、
理解しています。
(資格の有る無しは別です)

簿記3級を知っているということは、
経営層と人たちとの
共通言語を手に入れる。
と同じ意味になります。

オレカンパニーを持って、
社長マインドで仕事をするようになると、
経営者と話ができるようになります。

3.複数の収入源

複数の収入源を持つ。

逆に言うと、会社の給料しか
収入源がなかったら、
怖くないですか?

もしその会社が潰れたら、
路頭に迷うことになります。

また、
給料やボーナスが減ったら、
生活に大きな影響がでます。

それは経済的にもそうですし、
心理的にも言えます。

私もかつて、メンタル的に、
会社が9割くらいだった時期が
ありました。

あったというか、その時期が、
結構長かったりしていました。

その時代は、
会社で何かがあったら、
もう落ち込む訳です。

私の心の状態は、
会社での状態とリンクしていて、
それに左右されていました。

要は、他人に、
自分の人生を握られた生き方を
していたのです。

今はそうではなく、
自分の人生を
自分でグリップできている感覚を
持てています。

だから経済的な部分もそうですが、
心の安定という点でも、
複数の収入源を持つということは
大事だと実感しています。

逆に会社から見ても、
なかなか給料も上げられない時代です。

そんな中で、
社員が自分で外で稼いでくれて、
自分で成長してくれたら、
嬉しいのではないでしょうか。

まとめ

これからの時代、
「じぶん株式会社」「オレカンパニー」
といった、
自分で自分を経営するマインドを持つと、
みんながハッピーになるのでは
ないかと思っています。

そうなれば、
社長が怒鳴り散らすことも
無くなるのではないでしょうか。

「じぶん株式会社」や
「オレカンパニー」と言っていますが、
なにも本当に会社を設立する
必要はありません。

まずは、
あなたの中でそれを宣言して、
自分の中で勝手に社長になり、
あなた自身を経営すれば良いのです。

いきなりそれが難しければ、
「オレカンパニー」講座を
開催していますので、
受講してみることをお勧めします。

本日は以上です。
ありがとうございました。



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