私、先日家を建てて
そこに引越しをしました。
同居するのは以下の6人です。
- 妻の父
- 妻の母
- 妻
- 娘(中一)
- 息子(小三)
- 私
建てたのは、
元々妻の実家があった場所です。
そこには今まで、
妻の両親が2人で住んでいました。
その古い家を取り壊して
二世帯住宅を建て、
私の家族と同居を始めた。
という流れです。
引越して4日、
それぞれのコメントの一部です。
父「こんないい家を建ててくれてありがとう」
母「キッチンがステキ!嬉しい!」
妻「すべてが理想通り!」
娘「パパ!新しい家最高!」
息子「パパ!家でサッカーしよ!」
このように、
概ね好評です。
大事なこと
今回は、このような、
家族が満足してくれる家を
建てるに至った、
最初のきっかけについて
書きたいと思います。
なぜ、家族みんなが
満足をしてくれたのでしょうか。
一言で言うとこちらです。
↓↓↓
一人ひとりの幸せを考えたから
↑↑↑
そんなの当たり前じゃないか!
という内容ですが、意外と、
あっちを立てればこっちが立たず。
みたいなことが起きて、
カンタンではありません。
それが今回は、
みんなが満足をしてくれました。
そのポイントは3つあります。
- ウッドデッキから出る子どもたち
- ゴッドハンド
- 義父と義母
1.ウッドデッキから出る子どもたち
今回の家を建てる前は、
妻の実家から車で5分の場所に、
自分たちの家を建てて
家族4人で住んでいました。
その家を建てたのが
11年ほど前のことです。
もちろんその家は、
終の棲家にするつもりで、
フルローンを組んで
建てたものです。
当時、一斉に、
60棟くらいが建った
新興住宅街でした。
必然的に
同世代の家族が
多くなります。
当時30代の夫婦と
その子どもたちです。
11年の間に、
たくさんの子供が生まれ、
その多くが
同じ幼稚園に行き、
同じ小学校に行く。
ママ友、ご近所づきあい、
幼稚園の送り迎え、
クラブ活動の送り迎え等々。
そんな濃いコミュニティの
空間でした。
となると、
人間関係で、
カンタンでない事情も
生じてきます。
我が家にもありました。
ある時から妻が、
学校に行く子供たちを、
北側の玄関からではなく、
南側のウッドデッキから
送り出すようになったのです。
詳しい内容は書きませんが、
妻がご近所づきあいで
ストレスを抱えていたのは
間違いありません。
そしてその煽りを、
子供たちも受けていたのです。
それが今回、
妻の実家に二世帯住宅を建てる
と決断をするきっかけでした。
2.ゴッドハンド
その日、私は、自宅で、
2時間ほどオンラインの
打ち合わせをしていました。
打ち合わせが終わり、
立ち上がったところ、
腰に、経験したことのない痛みが
走りました。
昔やったギックリ腰とは
違う種類の痛みのようです。
ゴールデンウィーク中
だったこともあり、
病院にも行かず、
腰に良いとされている運動や
ストレッチを試したものの、
いっこうに良くなりません。
連休が明けて、
人と話していたところ、
ゴッドハンドと呼ばれる先生を
紹介していただき、
さっそく予約をしました。
受診して分かったことは、
私は腰椎すべり症を持っていて、
長時間硬い椅子に座ったり、
同じ姿勢を続けたり
(特に腰を反る姿勢)すると、
神経を圧迫して、
痛みが発生する。
ということでした。
思えば発症した日、
自宅の、
いつもとは違う椅子に長時間座り、
打ち合わせをしていました。
2021年5月3日。
何の打ち合わせをしていたかと言うと、
家を建てるということに関する
専門家への相談です。
この日、
二世帯住宅の建築が
具体的に動き始めたのです。
今回のプロジェクトの
Day0が、この日でした。
ここでは、
こんな相談をしています。
- ハウスメーカーの種類
- ハウスメーカーの選び方
- ハウスメーカーとの交渉の仕方
- 二世帯住宅の注意点
- 我々の重視したいこと
- 完成までのスケジュール感 等々
実は話に夢中になりすぎて、
途中で立ち上がったり、
体の向きを変えたりすることを、
忘れていたのです。
だから
打ち合わせが終わって
立ち上がった時に
腰に来たのです。
ここでの教訓は、
「同じ姿勢で長時間過ごすことは
止めましょう」
ということと、
「プロの意見を聞きましょう」
ということです。
特に、家を建てるなどという
大きなプロジェクトの際は、
その道のプロが身近にいるかいないかで
結果が大きく変わります。
結局私も、
5月3日の打ち合わせ以降も、
要所要所で専門家からの
アドバイスを仰ぎました。
その結果が、タイトルにある
中一の娘の発言です。
3.義父と義母
前述の通り
今回家を建てたのは、
妻の実家です。
したがって、
土地の所有者は
義父になります。
義父名義の土地の上に、
私名義の建物を建てる。
今回はこんなスキームです。
これが実現するためには、
義父母が
この話に前向きであることが
絶対条件になります。
しかも妻には姉がいて、
かつては姉家族が実家を継ぐ
という話もありました。
だから、
妻が実家で一緒に暮らすことは、
結婚当初から、
まったく想定されていなかった
ことでした。
そんな中で、
想定外であった我々家族が
「一緒に住もう」と
提案をしたのです。
主に、
義父母との話し合いは
妻が行いました。
初めてこの話を伝えた日、
義父母の目は、喜びで、
キラキラと輝いていたそうです。
しかし、その後、
お断りの連絡が入ります。
- 伸くん(私)にお金を出させるのは申し訳ない
- この土地は我々がいなくなってから自由に使えばよい
- 義姉家族をどうするのか決めていない
- この年齢で仮住まいは負担がかかりそう
などなどの理由です。
さらには、
義姉も話に加わってきて、
一時は本当に
家を建てない方向で
決着しそうになりました。
関係者が増えれば増えるほど、
決まるものも決まらない。
典型的なパターンです。
しかし私は、
本当は義父母が同居を望んでいる
という確信がありました。
そう思わせたのは、
初めてこの話を義父母に伝えた日の、
嬉しそうな目です。
本当は望んでいるのに、
遠慮や、利害関係や、外的な要因で、
やらない理由を持ち出している。
そんな状態でした。
だから私がやったことは、
義父母の気持ちを信じることと、
「安心して任せてもらって大丈夫」
と伝えることだけでした。
間もなく義父母からは
「お願いします」と連絡があり、
そこからは一転、
積極的に関与してもらうことに
なりました。
まとめ
「家を建てる」
と決めるだけでも、
カンタンでない出来事は生じます。
そこで大事なのは、
「何のために建てるのか」
ということです。
もしくは
「誰のために建てるのか」
もっと言うと
「誰の幸せのために建てるのか」
ということです。
私は結婚後、
最初はマンションを買いました。
その後そのマンションを売って
一戸建てを建てます。
さらにその一戸建ても売って
今の家を建てました。
つまり3回家を買っています。
その中で、
今回の満足度が最高です。
立地や、金額や、条件など、
外的な情報に
振り回されるのではなく、
「周りの人の幸せ」
を軸にしたからだと思います。
つまり、エコロジー。
自然の法則に則った
行動だったということです。
大きな買い物なのに、
幸せを軸にするなんて怖い。
そう思う方も
いらっしゃるかもしれません。
しかし、
大きな買い物だからこそ、
幸せを中心に据えることが
大事なのだと実感しました。
何かのご参考になれば幸いです。
このブログを読んで
もっと詳しく知りたい!
と思ったあなた。
そんなあなたに向けて、
無料メールマガジン
「ヘンカクの種」を
お届けしています。
このメルマガを読むことで、
ヘンカクへの第一歩を
踏み出しましょう!
こちらのフォームからご登録ください↓↓↓
COMMENTS
コメントはまだありません。