なぜ彼は「もう後がないよ」から「九州の星」になれたのか

なぜ彼は「もう後がないよ」から「九州の星」になれたのか

このブログでは、主にstand.fmという音声配信アプリで私が話した内容を、文字化してお伝えしています。
今回の放送内容はこちらです。

本日は、ハイブリッドワーカーの仲間を
ゲストに招いて
そのビフォーアフターをお聞きする
という企画の第二弾を
行きたいと思います。

題して
ハイブリッドワーカーズルーム
第2回です。

自己紹介

宮本:
本日のゲストは久田一彰さんです。
よろしくお願いします。

久田:
よろしくお願いします。

宮本:
では久田さん、
自己紹介をお願いできますでしょうか。

久田:
久田一彰と申します。

年齢は39歳です。
アラフォーですね。

福岡県の宗像市に住んでいます。

仕事は製造業の分類に入ります。
店舗運営、イベントの企画・運営、
そして店舗管理などをしています。

ホームページはこちらです。
https://hisata-kazuaki.com/

ハイブリッドワーカーになったのが
2020年の3月からですので、
1年と、もうすぐで2ヶ月です。

宮本:
私が2021年の2月スタートですので
約1年先輩ですね。

本日はそんな先輩に
お聞きしていきたいと思います。

2020年3月といえば
久田さんがハイブリッドワーカーに
なられた時でもあるんですが、
実は久田さんの息子さんも。

久田:
ちょうど息子が生まれた時です。
1日違いです。

出産に立ち会って、
息子が生まれて感動の対面を果たした翌日に、
ハイブリッドワーカーをスタートしました。

宮本:
すごい!

息子さんが生まれた翌日に
ハイブリッドワーカー養成講座に
参加されるなんて。

ハイブリッドワーカーの方々は
今40人近くですか。
そんな経験をされたのは、
久田さんくらいでしょうね。

そんな久田さんには
今日はまずお仕事の話から
聞いてみようと思います。

仕事の話

宮本:
2020年3月より前の久田さんが
どんな感じで、
今はどんな感じになって
いらっしゃるのか
お話ししていただいてもよろしいですか。

お荷物社員だった頃

久田:
かつての私は、
ここで言うのも恥ずかしいくらい、
良くない社員でした。

先輩に呼び出されたりとか、
部長からの呼び出しがあって、

「もう後が無いよ」

という面談をされたり、
呼び出された後に、

「いつまで会社のお荷物としてぶら下がっているのですか」

と管理職の方々から
言われたりした社員でした。

でも何をしたら良いのか
自分でも分からなくて、
いろいろ悩んできました。

年齢が上がるにつれて、
なんとなく仕事はこなせるように
なってきましたが、
特段ずば抜けた成果もありませんし、
普通の社員でした。

宮本:
どういう理由で呼び出されたり、
後が無いよと言われたり。
どの辺を突っ込まれていたのですか?

久田:
例えば会議に参加した時に、
上司から、
「最近の実績はどうだ?」
と当てられる場面があります。

その時に、
自分の実績がどうなのか
全く分かっていなくて、
「ちょっと待ってくださいね」
と言いながらノートを探すけど、
どこに書いているわけでもない。
やってるふりをしていました。

あとは
「何か意見はないのか?」
と訊かれても
「特にないですね」
と答えるような社員で、
先輩から怒られていました。

ある時、転勤になったことがありました。
転勤先の部長に呼び出されて
こう言われました。

「なんで転勤になったか分かるか?」

私は
「なんででしょうね?」
と思っていたのですが、
その時に言われたのが

「もう後が無いんだよ」

ということでした。

その後、
多少はマシになったと言われましたが、
これといった実績があるわけでもない、
鳴かず飛ばずの普通の会社員でした。

ハイブリッドワーカーになって

宮本:
それが、2020年3月から
ハイブリッドワーカー養成講座を
受けられて、
どう変わったんですか?

久田:
久田さん提出物も早いし、
実績も行っているから、
もう、有給とっていいよ。
と言われたんですよね。

それも締めで忙しいはずの
月末に取っていいよと言われたんですよ。

宮本:
そうか、
今までは月末に取ることなんて
考えられなかった有給が月末に取れて、
しかもそれが上司から取っていいよ
と言われたということですね。

久田:
会議の席でも、
私が話をした後に、

「さっきの話、もっと詳しく聞かせてください」

と他部門の方に
言われることがあります。

しかも
だいたい私が一番に当てられるんですよね。
「久田、何か意見はあるか」と。

で、私が話をした後に、他の人から
「久田さんの後って話しづらい」
と言われるようになりました。

宮本:
久田さんの発言がすごいから、
後に話すのはプレッシャーだよ。
という意味ですもんね。
すごいですね。

九州期待の星

宮本:
久田さんが
ご自分ではおっしゃりづらいでしょうけど、
九州の星というフレーズが、
久田さんにまつわる話として、
聞いたことがあるのですが、
これは実際にあった話ですか?

久田:
はい。
実際に言われました。

かつての先輩から実際に言われた言葉で、
昔、神奈川で一緒に仕事をしていた先輩です。

その先輩が転勤で仙台に行って、
私は九州で働いています。

その先輩が、九州の支店長に
「久田は九州の期待の星だからあげないよ」
と言われたと聞いています。

きっかけ

宮本:
それはすごいですね!
ところで久田さんは
なぜハイブリッドワーカーになろうと
思ったのですか?

久田:
自分が父親になることを考えた時に、
家庭と仕事の両立を考えていました。

今までであれば
自分のペースでやれば良かったのが、
子どもができて、妻のことも考えると、
両立できるのかな。
と考えたんですよね。

ハイブリッドワーカーの方々の
メルマガを読ませていただいたり、
話を聞いていると、
すごい人たちがいるもんだな、
と思っていました。

自分もその世界に飛び込んででみたいな。
話を聞いてみたいな。
と説明会に行ってみたら、
いつの間にか自分も
ハイブリッドワーカーになっていました。

宮本:
ハイブリッドワーカーの方々とは、
以前にメルマガなどで繋がっていらっしゃって、
彼らの情報を受け取っていたということですね。

家族の話

宮本:
続いて、
息子さんが生まれるというのもあって
ハイブリッドワーカーになられた
ということなので、
ご家庭の話をお聞きしてみたいなと思います。

どうですか何か変わりましたか。

久田:
子供が生まれてくると同時に
ハイブリッドワーカーになったので、
実は私の中では
想像がちょっと出来ないんですよね。

ただ
職場の先輩など周りの話を聞くと、
「子育て大変だよね」
みたいな話があったりとか、
「奥さんに頭が上がらなくなるよね」
みたいな話を良く聞きます。

しかし実際にやってみて、
「そんなことないな」
と思っているんですよね。

一つは、ハイブリッドワーカーになって、
妻から応援してもらえるということです。

息子が一歳少し前くらいの時です。

私がミルクをあげて寝かしつける当番の時、
夜に受けたい講座があったりする時に、
あと5分で参加しなきゃいけないのに、
息子は寝ない、ミルクも残っている。
という時がありました。

「どうしたもんかな。欠席かな」

と思っていたところに、妻が来てくれて

「あと5分後開始でしょ。行ってきたら」

と言って、交代してくれたことがありました。
ありがとう。と、嬉しかったですね。

宮本:
今、さらっと仰いましたけど、
奥さんが応援してくれるって、
なかなかないことだと思うんですよね。

久田さんは、
ハイブリッドワーカーとしてやっていることを、
奥さんと会話されているんですか?

久田:
今日みたいに、
ハイブリッドワーカーの活動があるから
行ってくるね。
ということを話しています。

あとは先ほどの話のように、
有給が取れるようになったのも
ハイブリッドワーカーになったからだと
いうことも話しています。

息子とのお風呂

あとは息子と今、
毎日お風呂に入っているんですよね。

それこそ350数日連続。
もうすぐ1年です。

妻が里帰り出産で、
福岡に妻と息子が来た次の日から
一緒にお風呂に入っています。

だから一緒に住むようになってから、
100%毎日息子とお風呂に入っています。

それができるのも、
仕事も残業ゼロで帰りますから
お風呂の時間に間に合うわけです。

先輩の話を聞くと、
帰ったらもう妻も子どもも寝ていて、
そっと家に入って
子どもの寝顔だけしか見たことがない
とおっしゃる方もいました。

宮本:
今サラッと言っていますが、
会社員でありながら
息子さんを毎日お風呂に入れて、
寝かしつけまでやるということを
やられています。

その前提は、
定時で帰れるからという事ですね。

久田:
それができるのも、
ハイブリッドワーカーになったから。
という話を妻としています。

残業について

宮本:
ハイブリッドワーカーになる前は、
残業はどうだったんですか?

久田:
ひどい時は10時くらいまで残業をして、
月に30~40時間はざらにやっていました。

それが今では単位が変わって分単位になります。

宮本:
普通、残業時間の単位って、
何十時間とかじゃないですか。

それが分単位の残業。

かつ以前は、
「もうこれが最後だよ」
と言われていたのが
「九州の星」
だと言われるようになった。

久田さんの中で何が変わったんですか?

久田:
ハイブリッドワーカーになっただけで
変わったというのが一つありますね。

あとは同志、仲間です。
悩んだ時に、ヒントをもらえたり、
こうしたらいい、自分もやってみようと
思えたりします。

色々な人の話を聞くだけで、
変われます。

そういった方々から良い刺激を受けますので
自分もやろうと思えます。

ハイブリッドワーカーとは?

宮本:
では最後に、
久田さんにとってのハイブリッドワーカーとは?

久田:
「ハイブリッドワーカーとは魔法使いである」

魔法使いは、いろいろなことを変えてくれたり、
夢を叶えてくれたりします。

魔法使いといえば憧れの存在です。

ハイブリッドワーカーは、
自分が変わるということもありますが、
妻が応援してくれるようになったり、
上司が「九州の星」と言ってくれるようになったり、
周りも変わっていきます。

それって魔法使いみたいですよね。
自分も魔法使いだと思ったことから
「ハイブリッドワーカーは魔法使いである」
という言葉につながっています。

宮本:
ありがとうございました!

本日のゲストは久田一彰さんでした。
今日はどうもありがとうございました。
ではまた次回。



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