管理職ヘンカク研究所

平日でも家族の誕生日を祝えるようになった理由

このブログでは、主にstand.fmという音声配信アプリで私が話した内容を、文字化してお伝えしています。
今回の放送内容はこちらです。

今日はゲスト回です。

私、現在、ハイブリッドワーカーとして
活動をしています。
ハイブリッドワーカーになったことで、
私自身の身に大きな変化がありました。

そこで、同じように
ハイブリッドワーカーになられた方々の、
変化や成果をお伝えしていきたいという趣旨で、
ご本人をお招きし、
お話を聞いていきたいと思います。

今回はその第1回目となります。

自己紹介

宮本:
ゲストの方は赤木健太さんです。
では自己紹介をお願いできますか。

赤木:
赤木健太と申します。

自宅は奈良で、今は単身赴任で
宮城県仙台市に住んでおります。

年代は30代中盤です。
職業は総務人事の仕事をやっており、
アシスタントマネージャー
という立ち位置で仕事をしています。

2018年の2月に
ハイブリッドワーカーになることを決めて、
3月に初めての講座に参加しました。

宮本:
ありがとうございます。
なぜ今回、赤木さんを
トップバッターに選んだのかというと。

実は赤木さんとの接点は多くて、
まずはハイブリットワーカー養成講座の中で
お会いしています。

あと先ほど赤木さんが
総務人事をやられているとおっしゃいましたよね。
私も経理の仕事をしています。
同じ管理部門です。

ハイブリッドワーカーの中で、
管理部門の方って少ないんですよね。

なので、その数少ないメンバーで
ハイブリッドワーカーズ管理部会
という会を行なっています。
そこでもお会いしています。

あと先日、
10min FOCUS Mappingの
インストラクターになったという話をしましたが、
実は赤木さんも同じタイミングで
インストラクターになられています。
そちらの世界でも一緒に活動をしています。

ということで、
ここはぜひ赤木さんに一発目に出ていただきたい
と思ってオファーしたところ、
快く出ていただいているという状況です。

赤木さんのブログはこちらです。

https://akagi-kenta55.com/

ブログなどに「人生を楽しむオヤジの会」
と書いてあります。
ここは何か意図があって書かれてるのですか。

赤木 :
もともと私、楽しむということが
あまり得意ではなかったんですよね。

真面目に努力するということを
小さな頃からやってきたのですが、
「楽しむ」ということをしないまま
生きてきたように思います。

それが、ハイブリッドワーカーになって、
「楽しんでいいんだ」
ということに気づいたんです。

ハイブリッドワーカーになったら、
楽しんでいるオヤジがたくさんいらっしゃって、
しかもその方々がバンバン成果を出されている。

楽しんで成果が出せる世界があるんだ。
ということが発見でした。

そのような世界を知ってもらいたいと思い
「人生を楽しむオヤジの会」
という名前をつけました。

きっかけ

宮本:
では赤木さんが
2018年2月にハイブリッドワーカーになろう
と決めたきっかけは何だったんですか?

赤木:
その時、本当に悩んでたんですよ。
32歳の頃。

仕事が、何か、うまくいかないというか。

当時前任から引き継いだ仕事があって、
その仕事というのが、
元々いわゆるトラブルたくさんあって、
いろんな人たちに
謝らなければいけないような
仕事だったんですよね。

それで本当にどうしたら良いのか分からない
というのもありましたし、
仕事を進めようにもなかなか手がつかない
という状況でした。

残業も60〜70時間だったと思います。

その当時、
下の娘が1歳か2歳くらいの時期でした。

娘を相手したいけれども、できない感じがあって、
なんとがするものはないのかと探していた中で、
バン!と出会ったという感じですね。

宮本:
そこはもう
出会ったら迷わず行ったという感じですか?

赤木:
そうですね。
なんかもう、何とかなるんじゃないかという。
この世界に行けば何とかなるんじゃないか。
という感じでしたね。

家族のこと

宮本:
なるほど。
ではその何とかなるんじゃないかというのが、
本当にどう、なんとかなっていったのか。
という話をこれから聞いていきたいと思います。

赤木さんと言えば、
やっぱりご家族を大事にされてるな
というイメージなんですよね。

当初、家族を大事にしたいと思いつつも、
1日3時間から4時間の残業をされて、
家族との時間もなかった赤木さん。

そこからどう今は変わったのか。
という点を聞いてみたいと思います。

誕生日

赤木:
先ほど、2018年の3月に
ハイブリッドワーカーの講座参加した
という話をしました。

その当時は、残業で、
平日は家にいないということが
ほとんどでした。

帰宅すると、
妻が2人の子どもをお風呂に入れて、
寝かしつけて、
2人は寝ているということがほとんどでした。

ご飯は準備してもらっているので、
1人でリビングで食べることが結構ありました。

それではポジティブな気持ちにはならない。
という平日でした。

宮本:
そんな赤木さんがどう変わった?

赤木:
2018年の10月に
下の娘が誕生日だったんですよね。

その日は平日だったんですよ。

その日、定時に仕事が終わって、
当日に祝うことができた。

という出来事があったんです。

帰宅して、誕生日ケーキがあって、
それで家族4人で平日に娘の誕生日を祝えて。

妻から出たのが
「以前だと考えられないね」
という言葉だったんですよね。

宮本:
いいですね!

赤木:
そうなんですよね。

本当に平日の夜に、
家族の時間を作れるんだということを、
知ることができた。

というのがまず一つ、
すごく印象に残っている点ですね。

宮本:
今までだったら平日に定時で帰って、
家族で4人で食事なんてことが
考えられなかったのに、
ハイブリットワーカーの講座を
3月から受け始めて、
10月には定時で帰って、
娘さんの誕生日を家族4人でお祝いすると。

すごい変化ですね。
そして奥さんも喜んでくれると。

赤木:
そうですね。
今までだと、
休日や週末に祝うという話だったんですよね。

単身赴任

宮本:
あとは私のイメージだと、
最近は単身赴任されて別々にお住まいですけど、
それでも赤木家は仲がいいな
という印象があるんですよね。

その辺はいかがですか?

赤木:
はいはいそうですね。

仲がいいという点では、
妻と喧嘩をすることもほとんど今はありません。

LINEなどを使って、
ビデオ通話をしたりしています。

その辺は全然単身赴任でも
やっていけるなと思っていますね。

宮本:
そう見えますね。
赤木さん見てるとね。

10min FOCUS Mappingの
インストラクターになられて、
一番にそれを手渡した相手はどなたでしたっけ?

赤木:
そうですね。
まずは妻に手渡しましたね。

宮本:
今はゴールデンウィークなので
ご実家に戻られていますが、
そうじゃなくても、休日の朝とか。

赤木:
そうですね。
朝7時に起きて、朝イチ一緒に書こうかと言って、
妻とFOCUS Mappingを書いて
1日をスタートする
ということをやっていますね。

宮本:
いいですよね。
LINEをつないで
一緒にFOCUS Mappingを書くというね。

そういう良い関係ですよね。

赤木:
そうですね。
ちなみに今日は
息子と朝5時40分から2人で書きましたね。

息子が興味を持って、
書こうかって言ったら一緒に書くって書いて。

キャッチボールをしたいというのと、
ゲームしたいというのと、
あとレゴを一緒にしたいという
三つをやりたいと言って書いてましたね。

仕事のこと

宮本:
なるほどいいですね。

家族の話だけで30分経ってしまいそうなので、
お仕事の話も聞いてみようと思います。

先ほど少し出てきましたが、お仕事の方、
何か変化はありましたか?

赤木:
仕事に関して、残業以外の部分で言うと。

当時は会議に参加していて、
なんでしょうね、これ意味あるのかな?
という会議があったりするわけですよ。

宮本:
あるあるですね。

赤木:
そんな時に、昔は、
「なんでこんな会議しているんだろう」
と思って、
傍観しているところがあったんですよね。

自分の中で、
文句のようなことを唱えてるという、
そんな感じがあったんですよね。

それがですね、最近もあったのですが、
このまま行ったら良くないなというのを
感じた場面があったんですよね。

実際自分が前に出て、
どうこうするという立場ではなかったのですが、
その会議の場で一番の上長だった方に、
会議終わった後に、
「この方向で進めた方がいいと思うんですけどいかがですか」
という形でそれを提案したんですよね。

そうしたら、
その方法で進めてほしいという言葉を
いただいたんですよね。

今はアシスタントマネージャーですが、
当時はそのような立場ではありませんでした。

今の立場になったのが昨年からになります。

本当に、
ハイブリッドワーカーになっていなかったら、
同じように、
文句言うような立場でここに立ってたのかな。
と思うと、
本当に変わってよかったなと感じています。

マインドセット

宮本:
そんなに変わるのって、
何が変わったんですかね。

ハイブリッドワーカーになると、
何が変わるんですかね。

赤木:
ハイブリッドワーカーには、
マインドセットというものがあります。

やっぱりそれがすごく効くと思います。

何をするにも使える
マインドセットが手に入るということが、
本当に大きいですよね。

宮本:
いやもうあれはすごいですよね。

マインドセットを手に入れることによって、
そう、自分のBeの部分、
あり方そのものの部分が
書き換わっていくような感じがします。

マインドの部分が変わるので、
仕事でも家庭でも、それ以外の世界でも、
全部に通用しますよね。

仲間の存在

赤木:
そうですね。
あとは仲間もあります。

このマインドセットを使って
成果を出している仲間が
バンバンいらっしゃるというところで、
そんなことができるんだ、
ということに気づかせてもらうことがあります。

それを見て自分もやってみようと思いますし、
実際それでやると、
成果が出る。ということが起こります。

本当に財産ですね。

宮本:
ハイブリッドワーカーになられるまではどうでした?
会社や家庭以外の仲間、同志って、
赤木さんいらっしゃいました?
私はいませんでしたね。

赤木:
私もいなかったですね。

今でも平日朝6時から朝活で、
毎日のように一緒にやる仲間がいて、
夜も平日の仕事が終わった後、
何かテーマを持って話すことができる
仲間がいてくれます。

会社の飲み会などがなくても、
刺激し合える仲間が全国にいるというのが、
本当素晴らしいことだなと感じますね。

宮本:
いや本当に素晴らしいですよね。
もう全国にいらっしゃるんですよね。

その皆さんと、Zoomなどで繋がって、
毎日刺激し合えるという。
この環境は大きいなと思いますね。

なぜ残業が減ったのか

宮本:
もう少し仕事でお聞きさせてください。
60〜70時間の残業をされていたじゃないですか。
今はほぼ残業されてない感じですか?

赤木:
今は一旦減って、
最近は10〜20時間程度でしょうか。

ただ言えるのは、
今は自分で選択して残業をしている
という感じなんですよ。

宮本:
なるほど。
やらされ仕事ではないということですね。

赤木:
そうそうそう。
そこが大きくて。

あと平日に予定を立てることもできます。
平日に例えば髪を切りに行きますし、
平日にイベントに参加しますし。

自分でコントロールしているという点が
全然違いますね。

宮本:
当時は何か仕事があったから、
60〜70時間の残業をされたわけじゃないですか。
その仕事は、どこに行ったんですか?

赤木:
どこいったんでしょうね。
実際はやっぱり正直、
どうしようと悩んでいる時間であったり、
手をつけない時間というのが
結構多かったんだろうなと思います。

実際は進めたくないなと思って、
他のことに手をつけたり。

小さな仕事をたくさんやって、
大事な仕事を後回しにしたり。

そういったところがあって、
残業をしていたんじゃないかなと思いますね。

宮本:
わかりますね。
ハイブリッドワーカーになると、
どうですか悩んでる時間とか。

赤木:
そうですねそこはやっぱり全然違いますね。

もうなんでしょうね。
マインドセットが大きいですね。

失敗してもいいんだな。
といった感覚にになれたというのが
私にとっては大きいですね。

もともと失敗したらもう絶対駄目だ、
ということを思って
仕事をしてきたんですよね。

何かそこが変わって、
楽になったというのはありますね。

宮本:
確かに私も、
ハイブリッドワーカーになって、
クヨクヨ悩んでいる時間がなくなりましたね。

だったら前に進めようと思いますしね。

あともう一つ大きいのは、
仕事と作業の話ですね。

昔はやたらと作業に時間を食っていたり
してたんですよね。

赤木:
これは私もしてましたね間違いなく。

宮本:
そうそう。
それが本当の仕事って何か、
みたいなところが分かってきて。

その仕事の中でも重要な仕事は何か
という判断できるようになってきた
ことがあります。

赤木:
実際講座で、
仕事と作業の違いの考え方
というのも知ることができるので、
やっぱり大きいですよね。

作業をやっていたのかな、
というところはありますよね。

ハイブリッドワーカーとは?

宮本:
では最後に、
赤木さんにとってのハイブリッドワーカーとは?
についてお聞きしたいと思います。

赤木:
そうですね。

もう一言で言うと
「『人生を楽しんでいいんだ』ということを知る場」
です。

宮本:
なるほど。

それが赤木さんの
「人生を楽しむオヤジの会」
の由来になっているんですね。

本当に楽しそうですもんね。
赤木さんのお顔をお見せできないのが残念です。

どんなに口で言うよりも、
もう自らが楽しいんでらっしゃるその姿が
一番説得力があって、
それを赤木さんから感じます。

この「人生を楽しむオヤジの会」
というタイトルは、
本当に今の赤木さんを表しているなと思いますね。

あとは、言い残したことはないですか。

赤木:
ハイブリッドワーカーになって、
本当に会社員にとっての希望だなと感じています。

会社員であっても、諦めることなく、
楽しんでいけるというところ。

そういった希望の場で、
すごい仲間がたくさんいらっしゃるので、
本当に一生ものの付き合いができる。

ものすごく貴重な場だと感じています。

宮本:
仲間であったり、
マインドセットであったり、
我々が手にしている武器であったりが
一生ものですよね。

赤木:
そうですね。

宮本:
はい、今日はそんな一生の仲間の
赤木さんにお話をしていただきました。

本日はありがとうございました。

赤木:
ありがとうございました。



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