管理職ヘンカク研究所

#20 仕事が減らないあなたへ

こんにちは、みやしんです。

このブログでは、主にstand.fmという音声配信アプリで私が話した内容を、文字化してお伝えしています。
今回の放送内容はこちらです。

昨日初めてstand.fmのライブ配信を
聞いてみたんですよね他の方の。

これもなかなか面白いですね。
いつかやってみたいなと思いました。

入室してくれた人の名前を呼びかけたり、
一方的に放送するだけじゃなくて
双方向性があると感じました。

収録の配信とは違う感じで
面白いなと思いました。

どこかで挑戦してみようと思います。

仕事が減らない私

今日のテーマはこちらです。

仕事が減らないあなたへ

こんなことありませんか?

仕事をしてもしても減らない、
終わらない、みたいなことです。

悪循環

月曜日は必ず
会社の近くのホテルに泊まるのが
当たり前だとか、

そんな中で
別の案件が降ってきたら、
もうキャパシティ超えをしてしまう。

机の上は書類だらけ。

いろんな仕事に埋もれているので、
忘れてしまう仕事もちらほら。

その忘れた仕事を急に思い出して、
慌てて取り返そうとして、
そこに時間を使ってしまう。

そうすると、
元々やろうと思ってた仕事が
後回しになっている。

急いで、その忘れていた仕事を
やろうとするから、
ミスが出る。

そうすると、
またそのミス取り返すのに
余計な時間がかかってしまう。

とにかく全てが後手後手。
そうなってくると精神衛生上も悪い。

そんな悪循環です。

部下の退職

他には、
部下が退職をすると申し出てきた。
という状況。

部下に話を聞いてみると
「もうあなたの下では仕事はできません」
と言われるのです。

「あなたは忙しそうにしているけど、
正直何をやっているのかよく分かりません」

「私がやってる仕事が
何に貢献してるのか分かりません」

「常に、急に、仕事が
あなたから降ってくるので
もう先が読めない」

そんなところです。

今話してきたこと、
これ全部昔の私のことです。

今の私

それが今では、
毎日ほぼ定時で会社を出ています。

これは私だけではなく、
部下も含めて
チーム全体としてできています。

もちろん仕事柄、繁忙期はあります。

その時は多少残業はありますが、
平均してみると、ほぼ残業なしです。

あとは私について言うと、
午前中だけで仕事が終わり、
午後はやりたい仕事をしている日もあります。

部下が自分から仕事を進めてくれて、
大事な質問だけ私にしてくるような、
そんな状況です。

どんどん部下が
自分で成長していってるような状態です。

そんな状態なので、
部署を信用してもらって、
新しい仕事が任されたりします。

そうなっても、
今いるメンバーだけで
仕事を回していけます。

非常に生産性が高い状態で仕事が出来ている。
という状況になっています。

昔と今の違い

では、前の私と今の私で
何が違うのかということです。

それは
人に任せるということができるようになった。
ということだと思います。

以前は、ほとんどの仕事を
自分でやらなければいけない
と思っていて、自分でやってました。

そして、
自分のキャパシティーを超えた分だけ
部下に振っていました。

もしくは逆に、
いくつかあるうちの一つの大きな仕事を、
ドーンと部下に丸投げすることもありました。

それが今では
ほとんど仕事は部下がやってるような状態です。

で、私が握ってるのが
承認することや、判断することです。

任せる事と、丸投げというのは違います。

ポイント

ここにはポイントが三つあると思います。

  1. ゴールを共有する
  2. プロセスを共有する
  3. フィードバックを行う

ゴールを共有する

何のためにこの仕事をしているのか、
誰のためにこの仕事をしているのか。
この仕事をした結果がどうなるのか。

これらのことを、部下やチーム内で
共有をして進めましょうということです。

これがないと、本当に目先の仕事、
ただ振られた仕事を
やるだけになってしまいます。

なのでこの最終的なゴールというものを
まずは共有しましょう。
ということです。

プロセスを共有する

どうやってゴールに向かっていくのか、
ということを共有しましょう。

例えば名古屋がゴールだった時に、
今回は国道1号線を自転車で行きましょう。
4日間かけていきましょう。
ということを共有します。

フィードバック

これは、途中途中で
進捗の報告をもらいましょう。
ということですね。

ゴールへ向かっているのか、
それともちょっと外れているのか、
という事の確認は必ず必要です。

それと、
スケジュールが間に合っているのか。
ということです。

4日間で名古屋に行こうと思ったら、
1日目で
だいたい小田原あたりまで
行っていないといけません。

その進み具合はどうか。
という確認です。

昔の私

今では、このような状態になっていますが、
昔は全然できていませんでした。

本当に下手くそで、
先ほど言ったみたいに、
自分のキャパをオーバーした分だけ振っていたとか、
何の説明もなしに
大きい仕事をポンって丸投げしていたとか。
そんな状態でした。

当時は自分でやった方が早いと思っていました。

教えるのにも時間がかかりますし、
相手が成長するのにも時間がかかります。

その相手というのは、
だいたい最初はミスったりします。

なので、その責任を負う必要もあります。

当時はそれが嫌だったのかもしれません。

また、相手とのやりとりにも
最初は時間がかかります。

だから、自分でやった方が早いだろう。
と思ってやっていたのですが、
冒頭に言ったみたいに、
部下が辞めるという状況になりました。

今考えてみれば、
まぁ辞めますよね。

私だったら嫌ですね。
そんな上司の下で働くのは。

だから、以前の回でも言った、
「早く行きたければ一人で進め
遠くまで行きたければみんなで進め」
というこの格言は、
本当にその通りだなと思います。

きっかけ

きっかけはおそらく
子育てにあるのかな。
と思っています。

子供のやることを
親が代わってあげることができないこと。
たくさんありますよね。

そうすると、
子供が自分で色々転んだり、
失敗したりしながら、
自分で成長していくんですよね。

やっぱりそういうのを見ていて、
結局人は、
自分で試行錯誤しながらじゃないと
成長できないのかな。
みたいなものが、
体感値として分かってきたのかなと思います。

なので、以前の私みたいな状況に置かれている方。

最初は我慢が必要ですが、
人に任せるということに
チャレンジしていただきたいなと思っています。

そうすると、その先には
今までとは全然違う世界が待っています。

はい、本日は以上となります。
ありがとうございました。
では、また次回。


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